医療保険で入院30日以上から補償が始まる商品はありますか?



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「irish-law」保険チーム

23年間にわたる生命保険会社および損害保険会社での実務経験、7年間にわたるFP系出版社での執筆・校閲経験のあるプロフェッショナルをはじめ、MDRT受賞経験者などチームで活動する保険メディア運営チーム。公平中立な立場による情報をお届けします。


保険ナイショの話
保険ナイショの話
医療保険で入院日数30日以上から補償が始まる商品は存在しますか?

結論:
長期入院専用の医療保険は難しい。

医療保険で入院30日以上から補償が始まる商品はありますか?

医療保険において、入院日数が30日以上から補償が始まる商品を探している方は多いでしょう。

特に、長期入院を想定した場合、30日までの入院・治療費は貯蓄で準備できると考える方が増えています。

そのため、30日までの入院補償がなく、30日超過の長期入院のみに補償するような保険商品があれば、より割安で利用できるのではないかと考えるのも自然なことです。

しかし、実際にはそのような商品は少ないのが現状です。

長期入院に特化した保険の難しさ

長期入院に特化した保険商品は、保険会社にとってはリスクが高く、利益を上げるのが難しいため、あまり需要がないのが理由です。

例えば、アフラックの新EVEは、60日型に61日目から120日目の保障を特約として追加できる商品です。

この商品では、入院給付金日額1万円のプランで、61日目から120日目までの長期入院特約の保険料が520円と、非常に割安です。

このように、長期入院の保障を追加することは可能ですが、保険料が安いということは、保険会社にとっては利益が少ないことを意味します。

そのため、保険会社は短期入院や通院に対する保障、さらには賠償責任保障などを付け加え、単価を上げて利益を確保しようとします。

結果として、長期入院だけを保障する商品は、商品として成り立ちにくいのです。

所得補償保険の選択肢

長期入院を考える場合、医療保険だけでなく「所得補償保険」という選択肢もあります。

この保険は、病気やケガで就業不能になった場合に所得を保障するもので、長期入院を考える方には検討に値する商品です。

ただし、これは現役時代の保障として考えるべきです。

収入保障保険と似た名前ですが、内容は異なるため、注意が必要です。

具体的な商品例

具体的な商品として、メディケア生命の「メディフィットL」という商品があります。

この商品は、60日を越えてから給付金を受け取れる仕組みになっています。

ただし、長期の保障のみとなるため、選択判断が難しい商品でもあります。

また、医療保険ではありませんが、所得補償保険の中には30日免責という方法もあり、730日まで補償されるものも存在します。

ただし、精神疾患に関しては特約がつけられなければ支払い対象外となることが多いので、注意が必要です。

市場のニーズと保険商品の現状

現在、入院1日目から保険が出るタイプが主流となっているため、30日以上タイプは売れにくいのが現状です。

需要がなければ、逆に割高な保険料になってしまう可能性もあります。

そのため、保険会社に問い合わせてみるのも一つの手ですが、掛け金が変わらないか、逆に高くなることも考えられます。

このような商品があっても、需要が少ないため、保険会社が用意するのは難しいのが実情です。

個人スタイルでのカスタマイズが可能な場合もありますが、その場合は高くなることが多いです。

結局、この商品を希望しているのは質問者様だけかもしれません。

まとめ

医療保険で入院30日以上から補償が始まる商品は、現状ではあまり多くはありません。

長期入院を考える場合は、所得補償保険や特約を利用することも検討してみてください。

保険商品を選ぶ際は、しっかりと内容を確認し、自分に合った保障を選ぶことが大切です。

保険会社に直接問い合わせることで、より具体的な情報を得ることができるでしょう。

箇条書きメモ

– 医療保険の選択肢として、入院日数30日以上で補償開始の保険は少ない印象
– 高額医療制度を考慮すると、30日までの入院費用は貯蓄で準備できるため、長期入院に特化した保険があれば割安かもしれない
– 例として、アフラックの新EVERは、61日目からの保障を特約として追加可能で、保険料が明確
– 長期入院特化型の保険は、企業にとって利益が少ないため、商品として成り立ちにくいと感じる
– 所得補償保険は、30日免責で730日まで補償される選択肢があり、長期入院を考える際には検討に値する
– 現在の主流は、入院1日目から保険が出るタイプであり、30日以上のタイプは需要が低いと考えられる
– 保険会社に問い合わせることが推奨されるが、需要が少ない商品は掛け金が高くなる可能性がある
– 個人スタイルでのカスタマイズは可能だが、高くなる可能性が高いため注意が必要

Yes

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