支払済みの生命保険は年末調整で控除を受けられますか?



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「irish-law」保険チーム

23年間にわたる生命保険会社および損害保険会社での実務経験、7年間にわたるFP系出版社での執筆・校閲経験のあるプロフェッショナルをはじめ、MDRT受賞経験者などチームで活動する保険メディア運営チーム。公平中立な立場による情報をお届けします。


保険ナイショの話
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支払済みの生命保険について、年末調整で控除を受けるにはどうすれば良いですか?

結論:
控除は受けられない。

支払済みの生命保険は年末調整で控除を受けられますか?

生命保険に加入している方にとって、年末調整での控除は非常に重要なポイントです。

特に、保険の契約状況が変わった場合、控除の対象になるのかどうかは気になるところです。

今回は、支払済みの生命保険が年末調整で控除を受けられるのかについて詳しく解説します。

支払済みの生命保険とは?

まず、支払済みの生命保険とは、保険料の支払いが終了し、以降の保険料が発生しない状態を指します。

例えば、ある保険契約が満期を迎えるまでの残りの保険料を一括で支払った場合や、契約者が保険を払い済みにした場合などが該当します。

このような状況では、保険契約は有効でありながら、保険料の支払いは行われていないため、年末調整での控除に影響を与えることがあります。

年末調整での控除の基本

年末調整において、生命保険料控除はその年に実際に支払った保険料が対象となります。

つまり、支払済みの保険に対して今年中に保険料を支払っていない場合、その保険は控除の対象にはなりません。

具体的には、1月から12月までの間に支払った保険料が控除の対象となるため、支払済みの保険に関しては注意が必要です。

控除証明書の重要性

生命保険料控除を受けるためには、保険会社から送付される控除証明書が必要です。

この証明書は、実際に支払った保険料の金額を証明するもので、年末調整の際に添付する必要があります。

ただし、一般生命保険で支払金額が9,000円以下の場合は、証明書は不要です。

この証明書がないと、控除を受けることができないため、しっかりと確認しておくことが大切です。

支払済み保険の控除についての具体例

例えば、A生命保険を払い済みにしている場合、今年中にその保険に対して保険料を支払っていなければ、控除の対象にはなりません。

一方で、B生命保険に対しては保険料を支払っている場合、その分の控除は受けられます。

このように、支払済みの保険は控除の対象外ですが、他の保険に対して支払った保険料は控除の対象となるため、しっかりと確認しておくことが重要です。

控除額の上限について

生命保険料控除には上限があります。

支払額が10万円であれば、控除額は最高で5万円となります。

したがって、B生命保険の支払額が10万円を超えている場合、その分だけで控除の枠がいっぱいになります。

このため、A生命保険の控除証明書を添付しても、控除額は変わらないことになります。

まとめ

支払済みの生命保険は、年末調整で控除を受けることができません。

実際に支払った保険料が控除の対象となるため、支払済みの保険に対しては注意が必要です。

また、控除証明書の確認や、他の保険に対する支払額の管理も重要です。

年末調整をスムーズに行うために、これらのポイントをしっかりと押さえておきましょう。

箇条書きメモ

年末調整の対象は、実際に支払った保険料のみ
払い済みの保険は、支払いが発生していない場合控除対象外
控除証明書は保険会社から送付されるため、添付が必要
B生命保険の支払額が10万円以上であれば、控除枠が満たされる
複数契約がある場合、控除額の限度に注意が必要

Yes

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